百聞は一見にしかずとは、このことだったの?
先日、友人が旅行先で、
フレッシュハーブティーなるものを飲んだと言っていました。
「フレッシュハーブ?」
最初聞いたときは、
一体何のことを言っているのか分からなかったのですが、
よくよく話を聞いてみると、
乾燥させたりせずに、
つまり「生のまま」のハーブに、
お湯を注いで、それを飲むのだというのです。
「それって美味しいの?」と、
正直そんな風に思いました。
だって、
ハーブって雑草じゃないですか。
それにお湯を注いで、
それを飲むだなんて。
ちょっと想像できないな、とか、
そういう印象でした。
でも、
これと同じものをとある雑誌で見たんです。
たしか、
軽井沢にある別荘でお茶を飲むみたいな、
そんな「ティータイム特集」の、
写真入りの記事でした。
白樺の木々に囲まれて、
真っ白いテーブルクロスのかかった丸いテーブル。
そんなテーブルの上に、
フレッシュハーブを持ったガラスの器。
ちょっと大きめの耐熱ガラスの茶器には、
キラキラ輝くフレッシュハーブティー。
「あれ、ちょっとオシャレかも?」
なんだか、百聞は一見にしかずみたいな、
そんな気分を味わいました。